
さる4/9(土)、東京代官山のイータリーにおいて、第1回「スローフードのあつまり」を開催しました。
「スローフードのあつまり」とは、毎回スローフードに関係するテーマを決め、興味のある方全員で楽しく、かつ真剣に討論できる場を設け、少し長い期間を掛けてそこから生まれてくるものを形にしていこうじゃないか、という主旨の会合です。
またその会の主旨から、スローフード協会会員で無い方も参加可能な、緩やかな枠組みでの“あつまり”としています。


毎回1名、講演者を呼んでテーマに関するお話をして頂くという予定でしたが、初回は理事会後同一会場での開催でもあり、現スローフードジャパンの理事の方々から思い思いにお話をして頂きました。


会場では、スローフード帯広フレンズ作のタッチウッドが販売されました。
古代アイルランド、ダーナ親族の木に対する精霊信仰に由来する、真ん中のくぼみを触ることで心に安らぎを与えるというアイテムです。


イータリーのスタッフの皆様も含め、会場内の多くの方が首からぶらさげていました。
この売上は全て震災復興への寄付金に充てられます。
今回理事会の中で東北関東大震災の被災地もしくは隣接するコンヴィヴィウム所属理事から、震災に関する様々な報告を頂きました。
またそれらに対する世界中および日本全国のコンヴィヴィウムからの支援活動や寄付金入金の報告もありました。



上記を鑑み、かつ理事の方々からの、震災そのものをどう捉えるかという発言や、復興支援に関する意見なども踏まえ、スローフードジャパン理事会として以下の宣言文を作成しました。
〜スローフードジャパン 東京宣言〜
人類の歴史は自然の脅威を克服する過程でもある。
日本人は森林と温暖湿潤な気候に恵まれ、水を活かし水に活かされる食文化を築きながら暮らしてきた。
そこから、自然との調和・共生を目指す生活体系を築いてきた。
しかし自然は、時に荒ぶる姿で私たちを襲い、自然との共生は自然の脅威との共生でもあることを今回の地震・津波災害は改めて私たちに突きつけた。
一方で原子力発電所の事故が起こり、私たちの文明と科学の脆さを思い知らされることとなった。
日本人において“食べる”という言葉は“生きること”と同じ意味で語られてきた。
日本のスローフードは、今回の震災で犠牲となった方々に深い哀悼の意を示し、被災者が早く日常の生活に戻れるよう支援を続ける。
そして、地方にある発電所が都会に電力を供給し、また地方が都会に食料を供給するという関係性を見直し、持続可能な社会システム再生に向け、力を合わせ行動していく。
2011年4月9日
スローフードジャパン理事会一同

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「スローフードのあつまり」、今回が初めての試みでしたが、ご参加頂いた方々と一緒に楽しい時間を過ごせた事がなによりでした。
理事会も含め、会場提供して下さったイータリーさんには大変感謝しております。
イタリアのスローフード協会本部近くで長年腕を振るわれていた深谷シェフによるお料理は、スローフードの会合にちなみ趣向を凝らして頂いた素晴らしいものでした。

またお値打ちな価格設定だったにも関わらず、会場で提供されたワインの売上などからスローフードの震災復興活動に寄付をして頂きました。
重ね重ね、感謝申し上げます。
イータリージャパンのホームページにも、当日の模様が掲載してあります。
http://www.eataly.co.jp/top/welcom.html
左下「リアル店舗情報」バナーをクリックして過去記事を見ると掲載してあります。
ご協力、ご参加頂きました皆様、今回は大変ありがとうございました。
次回以降、開催地を変えながらこの“あつまり”が続き、そこから新しい何かが生まれる事を願っています。
またの開催をご期待下さい。

